トマトの濃厚な旨味と甘みを最大限に引き出し、口当たりを極限までなめらかに仕上げる「極上ホームメイド・トマトジュース」のレシピをご紹介します。
市販のジュースとは一線を画す美味しさの秘密は、一度火を通して旨味(グアニル酸)を凝縮させることと、皮や種を徹底的に取り除くことです。ゴロゴロした塊やザラつきが一切ない、とろっとシルキーな極上の喉越しが楽しめます。

贅沢トマトジュースの材料
基本はトマトと一振りの塩、そして隠し味のレモン果汁だけです。トマト自体の甘みが強いもの(完熟トマトや高糖度のミニトマトなど)を使うと、砂糖を足さなくても驚くほど甘く仕上がります。
- 完熟トマト(またはミニトマト):大玉なら4〜5個(約800g)
- 塩:ひとつまみ(トマトの甘みを引き締めます)
- レモン果汁:小さじ1/2(全体の味をキリッと引き締める隠し味)
- お好みで:ハチミツや砂糖(酸味が強い場合にほんの少し)
なめらかさを極める作り方
皮の残りや種のザラつきを一切残さず、さらっとしながらも濃厚な「塊のないなめらかなスープベース」のようなジュースに仕上げる工程です。
- トマトの下処理とカット: 所要時間: 5分.
トマトはよく洗い、ヘタをくり抜きます。あとでしっかり濾すため湯むきは不要ですが、火が通りやすいように1個を8等分ほどのざく切りにします。 - じっくり火入れ(旨味の凝縮): 所要時間: 10〜15分.
鍋にカットしたトマトを入れ(水は入れません)、蓋をして中火にかけます。水分が出てきたら弱火にし、トマトが完全に崩れてクタクタになるまで10〜15分ほど煮込みます。これにより酸味がまろやかになり、旨味がグッと引き立ちます。 - ブレンダーで一気に攪拌: 所要時間: 2分.
火を止め、少し粗熱を取ってから、ハンドブレンダーまたはミキサーにかけます。皮や種が細かくなるまで、しっかりと滑らかになるまで攪拌してください。 - 「シノワ」や「目の細かいザル」で徹底的に濾す: 所要時間: 5分.
ここが一番のポイントです。目の細かいザルや万能こし器(シノワ)を使い、ゴムベラで押し付けるようにして液体を濾し取ります。残ったザラザラした種や硬い皮の破片を完全に取り除くことで、シルキーで美しいジュースになります。 - 味を調えて、しっかり冷やす: 所要時間: 仕上げ.
濾した綺麗なジュースに、塩ひとつまみとレモン果汁を加えて混ぜます。ボウルごと氷水に当てるか、冷蔵庫でキンキンに冷やせば完成です!
美味しく飲むためのヒント
出来上がった極上ジュースに、ほんの数滴オリーブオイルを垂らすと、トマトに含まれるリコピンの吸収率が上がるだけでなく、まるで冷製スープのような高級感のある味わいに変化します。また、このなめらかなジュースベースは、そのまま「ハヤシライス」や「チキンのトマト煮込み」の煮込みソースとして使っても、塊が一切ない極上の仕上がりになります。


