トマトの水耕栽培(養液栽培)

トマトの**水耕栽培(養液栽培)**は、土を使わずに水と肥料(養液)で育てる方法で、家庭でも比較的挑戦しやすい栽培法です。基礎から実践まで、わかりやすく解説します🍅


1. 水耕栽培のメリット・デメリット

✅ メリット

  • 土が不要で室内・ベランダでも栽培可能
  • 病害虫が少なく、清潔
  • 成長が早く、収穫量が安定しやすい
  • 肥料管理がしやすい

⚠ デメリット

  • 養液管理(濃度・交換)が必要
  • 停電・ポンプ故障に弱い
  • 夏は水温上昇、冬は低温対策が必要

2. 向いているトマト品種

初心者にはミニトマトがおすすめです。

  • アイコ
  • 千果(ちか)
  • ピンキー
  • レジナ(室内向け)

※大玉トマトも可能ですが、支柱・養分管理が難しくなります。


3. 基本的な水耕栽培方式

① 静置型(水につけるだけ)

初心者向け

  • ペットボトル水耕
  • スポンジ+容器
  • エアレーションなしでも可(根を空気に触れさせる)

② エアレーション方式

  • 水に空気を送る(ブクブク)
  • 根腐れ防止
  • 成長が安定

③ NFT方式(循環型)

  • 養液を循環させる本格方式
  • 家庭用キットあり
  • 中〜上級者向け

4. 必要なもの(ペットボトル水耕の例)

  • トマトの種 or 苗
  • スポンジ(種まき用)
  • ペットボトル
  • アルミホイル(遮光用)
  • 液体肥料(水耕栽培用)
  • pH試験紙(あると理想)

5. 栽培手順(種からの場合)

① 発芽

  1. スポンジを小さく切り、水で湿らせる
  2. 種を1粒置く
  3. 20〜25℃で管理
  4. 3〜7日で発芽

② 定植

  • 本葉2〜3枚でペットボトルへ
  • 根の先が水に触れる程度にセット

③ 養液管理

  • 最初は薄め(規定の1/2)
  • 成長に合わせて規定濃度へ
  • 1〜2週間に1回交換

6. 肥料(養液)のポイント

  • 水耕専用肥料を使う(ハイポニカ、微粉ハイポネックスなど)
  • EC目安
    • 初期:0.5〜1.0
    • 成長期:1.5〜2.0
  • pH目安:5.5〜6.5

7. 光・温度・環境

  • 日照:1日6時間以上
  • 室内の場合:植物育成LED推奨
  • 温度:20〜30℃
  • 水温:18〜25℃(夏は注意)

8. 受粉と実をつけるコツ

  • 室内では人工授粉が必要
  • 花を指で軽く弾く or 綿棒で触れる
  • 朝〜午前中がベスト

9. よくある失敗と対策

トラブル原因対策
根腐れ酸素不足水位を下げる・エアレーション
葉が黄色肥料不足養液濃度を見直す
実がつかない受粉不足人工授粉
葉が丸まる高温遮光・水温管理

10. 初心者向けおすすめスタート

👉 ミニトマト × ペットボトル水耕 × ベランダ

道具も少なく、成功体験を得やすいです。


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