トマトの水耕栽培について

トマトの水耕栽培についてご説明します。

水耕栽培の基本

水耕栽培は土を使わず、養液(水に肥料を溶かしたもの)で植物を育てる方法です。トマトは水耕栽培に適した作物の一つです。

主な方式

NFT(薄膜水耕): 浅い養液を流し続ける方式。根が酸素を取り込みやすい。

DFT(湛液型): 養液を一定の深さで保つ方式。管理がシンプル。

ロックウール栽培: ロックウールという培地に根を張らせ、養液を供給する方式。商業栽培でよく使われます。

必要なもの

  • 栽培容器とポンプ(循環式の場合)
  • エアポンプ(根に酸素を供給)
  • 水耕栽培用の液体肥料
  • pH測定器とEC測定器(養液管理用)
  • 栽培用のネットポットや支柱

養液管理

トマトの場合、EC値(電気伝導度)は生育ステージによって1.5〜3.0程度、pH値は5.5〜6.5が目安です。定期的にチェックして調整することが重要です。

メリット

  • 生育が早く収穫量が多い
  • 連作障害がない
  • 水や肥料の使用効率が高い
  • 病害虫が比較的少ない

注意点

初期投資がかかることや、停電時のリスク、養液管理の知識が必要なことなどが挙げられます。